皆さんは縁起木と木言葉をご存じですか?
私は入社当初に社長から縁起木の話を聞いて、そこから縁起木に興味を持って調べている内に花言葉や石言葉の様に、木言葉があることを知りました。
その後、木言葉もどんなものがあるのか気になって調べている内に一つ疑問が頭の中に浮かびました。
それは「縁起木と木言葉は何が違うのか?」です。
縁起木は名前からして縁起を担ぐプラスなもので、木言葉は花言葉にもあるようにマイナスなイメージのものもあるという違いは分かりますが、他にも違うところはあるだろうと思い調べてみました!
そして、縁起木と木言葉を調べて違うと感じたのは、何故縁起が良いのかや、何故その木言葉が付けられたかなどの由来です。
色々と調べてみたところ、木言葉は見た目や特性から付けられることが多く、縁起木はその二つだけでなく名前から連想されるものや、その木のお陰で何かいいことがあったというところから来ていることが分かりました。
春待ちの梅の蕾
例えば、これは花言葉になってしまうのですが、梅の場合は「忍耐」という花言葉が付けられており、2月のまだ雪も降るような寒い時期に花を咲かせることから付けられました。
では、何故縁起木なのかというと様々な由来があり、咲く時期は勿論、「梅」の漢字の成り立ちや、平安時代の流行り病を治すのに一役買ったり、江戸時代に豚コレラが流行った際に梅干を食べていた人達はかからなかった等の事から縁起が良いと言われるようになったそうです。
ものによってはその花や木に関する出来事から木言葉や花言葉が付けられることもありますが、私が調べた感じでは見た目や特性から付けられることが多く、縁起木は名前や特性、出来事から来るのが多いと思いました。
二つの違いを調べてみて、他にも違うところがあるのかもしれませんが、私にはこれぐらいしか分かりませんでした。
ハッキリと断言できる程の違いではないのでちょっとモヤっとしますが、それ以上に今まで木言葉や縁起木について調べた時に由来も見てはいたけれど、こんな風に違いがあるのは気付いていなかったので面白かったです。
特に縁起木の由来を見ていた時に、槐の様に名前からきているものは個人的に「なるほど!」となるものが多くて面白く、素敵な花言葉や木言葉が付けられているのに縁起が良くないと言われている木があって面白かったです。
まだまだ木言葉や縁起木の種類や由来は知らないものが多いので、また調べて紹介したいと思います。
コメント