先日、創立60周年記念市を開催していた平野木材さんと岐阜銘木市へ行ってきました。
まずは平野木材さん。今月は創立60周年記念市ということで杢の出た綺麗な材や聞いたことの無い名前の材が沢山ありました。
その中でも一際目を引かれたのは欅の玉杢の板です。
上から下までみっちりと玉杢が入って大迫力でした!
皮の部分を見てもボコボコとしていたので、端から端まで玉杢が出ていることが分かります。
今回は欅の杢ものが多く、玉杢や波杢以外にも葉節(はぶし)杢の板がありました。
オンラインストアの限定樹種で出ている欅のバーズアイに似た雰囲気があります。
他にも珍しいものだと椿が木材として売られていました。
椿と言えば花を観賞したり、椿油を採取するイメージしかなかったので少しびっくりしました。
木材としてはどんな用途で使われるのか気になって調べてみると、主に漆器、彫刻などの材料、道具の柄などの小物の材料として利用されているそうです。
強靭で均一な材が採れ、木目が落ち着いているので漆器などに利用されているのかもしれません。
続いて岐阜銘木市へ。
長さのある板だったので、瘤は木の全体どこにでもできるものなのかと思いました。
そう思いながらポプラ瘤の板を近くで見ていると、模様が顔の様に見えてきて1人で笑ってしまいました(笑)
別の倉庫には所々杢や瘤が出ているいちいの板がありました。
針葉樹でも屋久杉の杢板は市場に出ているのを見ることはよくあるのですが、いちいは珍しいなと思いました。
今回私が市場で見て面白いと思ったのがこちらの楠の杢板です!
細かな杢がハッキリと、全体的に現れていて存在感が凄かったです。
(匂いも強かったため、更に存在感がありました(笑))
平野木材さんにあった欅の玉杢もそうなのですが、この楠の杢も木1本丸々杢が出ており、何があったらこの模様が全体に出るのか不思議に思いました。
今回の市では存在感の強く綺麗な材が見ることができて嬉しかったのと同時に、見たことも聞いたことも無い材が沢山あったので、本やインターネットで色々と調べるのが楽しみです!
気になる材が沢山あったので、撮った写真と見比べたりして詳しく調べてまたブログで書けるように頑張ります!
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