先日行ってきた材木市でも、今まで見たり聞いたりしたことの無い材をまた何種類か見つけてきました！
調べた結果を紹介したいものはいくつもありますが、今回はそのうちの1つを紹介していきます。
その材は、岐阜銘木市で見つけた【オバンコール】です！
遠目から見て杢があるのに気が付いて、近付いてよく見てみたら知らない材でした(笑)
オバンコールはコートジボワールやガーナなどのアフリカ中央部の西海岸周辺に生息するマメ科の木です。樹高30～40ｍにまで成長する大径木で、大きな材が取れるそうです。
私の見た材は長さは私の身長より少し長いくらいで大きい感じはしませんでしたが、幅は広くしっかりとした材だったので30～40ｍ程の高さになるのも納得しました。
綺麗な木目なので化粧板やフローリング材、幅が広く長さもあり、厚みのある材が取れるためカウンターの天板に使われるそうです。
様々なところで使われますが、あまりいい匂いはしないそうです・・・
私の読んだ本には少し湿ったような暗いところの木の匂いや、仏間の匂いと表現してありました。
私は匂いを嗅いでこなかったのでこの情報を知って、オバンコールの写真を撮った時に嗅いで来ればよかったと少し後悔しています(笑)
加工に関しては、ろくろ加工はやや硬くて長い繊維を感じながらも挽きやすく、サンドペーパーも効くそうです。
挽きやすいけれど逆目があり、ゴリゴリ感もあるそうです。
長い繊維を感じるとは、ゴリゴリ感とはどんな感じなのでしょうか？いつか挽いてみたいです！
今回見つけたオバンコールは見た目はあまり珍しい感じはしませんでしたが、匂いや挽いた時の長い繊維を感じることがとても気になりました。
大きな木なので、小さめの板で買えるは少ないかもしれませんが、もし買えるところがあったらオバンコールや他の木になっている材を買ってペンを作ってみたいです！
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